学校ワークは〝勉強した感〟の演出が大事|見た目で内申点アップを狙え

効率重視の勉強法

勉強嫌いさんにとっては中学校の大量のワークは〝うんざり案件〟以外の何物でもありません。でもワークを制すものは内申点を制す。ワークがおざなりでは内申点アップ、成績アップは望めません。

勉強嫌いがワークを制するためのコツは「勉強した感」の演出です。必ずしもワークに貴重な時間を大量投入する必要はないのです。

要領よく「勉強した感いっぱいのワーク」に仕上げるための以下のステップ、

親がある程度管理して、
早めにコツコツ、
1回勉強時間は短く、勉強量は少なくを意識しつつ、
お気に入りの文房具で、
清書(答えを写す)!
できればプラスαで装飾する。

今回はこちらを解説していきます。

中学校最大の試練〝学校ワーク〟


勉強嫌いにとって中学校での山場はいくつもありますが、その中でもひときわ高くそびえ立っているのが各教科の『ワーク』の存在。

学校や教科の先生の方針によりますが、



と、勉強嫌いにはうんざりすることばかり。
ただ、このワークの山をこなさなければ成績&内申点アップは望めないのです。

勉強嫌いのためのワーク攻略法

他力を使う


最大9教科、定期テストの前後に提出日が集中する学校ワークを、勉強嫌いさんが日頃からコツコツ取り組むのはハッキリ言ってハードルが高過ぎます。

かといって提出日直前に終わらせようとすると、複数教科の複数ページのワークに同時期に取り組まなくてはいけないので、「とりあえず提出できればいい!」の〝やっつけ仕事〟になってしまいます。

これでは


と、なんの成果も得られません。勉強嫌いさんの学校ワークはある程度親が管理するのが得策です。


管理する際のポイントはやはり〝短い時間で少ない勉強量〟がポイント。ただでさえ量が多いので長期戦になるのを覚悟します。できれば授業の進度に合わせて進めたいところですが、そうでなくともコツコツやっておくとテスト前がグンと楽になります。


そしてテスト前は大抵お友だち同士やクラス内で「ワーク、どこまで進んだ?」の探り合いor「もうここまで終わってるyo」の自慢大会があったりします。そこである程度ワークを終わらせておけば、

自分って…できてる方??


と、案外調子に乗ったりします。


ワークの半分は清書!


とはいえ、勉強嫌いにワークに向かわせるのは至難の業です。なにせ問題を解くのが面倒なのです。なので



と割り切ります。清書が一番活きるのが社会のワーク。地理も歴史も公民も、教科書をまとめているページがある場合が多いかと思います。

穴埋めを教科書を調べながら埋めていくのですが…要領の良い子ならともかく、今までの勉強時間は短く、やる気もない我が子のようなタイプに


教科書とワークを開いて、
同じような文面を目で追い、
答えを探して、
一字一句間違えないように記入する、


という作業は苦痛。そして苦痛を伴うにも関わらず覚えはイマイチ。やる気がないので字は汚いし、誤字脱字も多い。こういう子には、時間がある時に少しでもワークの清書をさせるのが有効です(ただし学校や先生の方針による)。




つまり答えを丸写し。目標を「理解する」や「暗記する」ではなく

きれいに書く

に設定します。



文房具にこだわる


清書はできれば本人が気に入るような文房具、


シャーペンなのか鉛筆なのか、どのメーカーの何がいいのか、
濃さはBがいいのかHBがいいのか、
消えやすく使いやすい消しゴムか、
丸付けしやすい赤ペンか、


などこだわってみつけた書きやすいものがオススメです。意外に道具一つで勉強のストレスがぐっと減ったり、モチベーションが上がったりします。



ちなみに我が子のお気に入り筆記用具はPILOTのドクターグリップとUniのクルトガ。
どちらも0.5mm。


ドクターグリップは自分好みに重さを調節できるし、クルトガはいつでも芯がトガッた状態で書けるスグレモノです。どちらも名入れができるので、学校用とは別に自宅用に推しのカラー、推しの名前入りを作って気分を上げるのも良きと思います。






シャーペンの芯は uni のものが学校での支持率が高いよう。デザインもかわいいです。我が子はHBを使っています。






消しゴムはMONOと一時期流行った富士山消しゴム(北斎バージョンが渋い)。





丸付け用は先生気分で盛り上がるプロ仕様のもの。100均のサインペンもなかなか好評でした。丸付けが終わるとすぐページを閉じるので(どんだけ嫌なんだ??)、にじまない、速乾性のあるものがいいと思います。




気分が上がるのは最初のうちだけ…ということもありますが、できるだけ勉強のストレスを減らすためにもいい道具を揃えるのもアリと思います。



机上の情報量を減らす



課題提出は◯月◯日ね、とお達しがあった時に半分が清書で埋まっているのが理想です。


半分を清書で埋めていたら、隣の問題部分は出来上がった清書を見ながら自力でがんばります(がんばれない時はここも清書にしても◯)。

この時、教科書、ワークと2冊並べる必要はありません。ワーク1冊に清書してあるので、清書した部分を見ながら答えを探すので対応できるはずです(できないものは諦める)。


机にあるものが複数だと集中しにくく、見た目で面倒くささも倍増ですが、ワーク1冊で完結するので取り組みやすさのハードルも少し下がります。




我が子はやる気いっぱいの時は、机に教科書や資料を広げて取り組むのが好きでした。「勉強してるっぽい!」「頭良さそう!」な気分を味わえるようです。が、やる気のない時はやはり机上の情報が少ないほうが取り組みやすいです。


勉強した感いっぱいのワークにする


分からない問題、答えを探すのが面倒な時は空欄にして、答えを赤で書き入れます。

文章で答える問題はやってほしいのですが、文章題と分かった時点で嫌がるのでやはり答えを写します。文章題も大抵清書した部分に答えが書かかれてあるので、その部分にマーカーをして、ココに答えがあったよ!と勉強した跡を残します。



また、一言でもいいので書いて付箋を貼ったり、書きにくい漢字を余白に大きく書いたり、問題の横に赤ペンで☆マークなどつけておくと、やってやった感は格段に上がります。

漢字スタンプはちょっと押すだけで一気に見栄えがするのでオススメ。




まとめ


勉強嫌いさんが一人で大量のワークをこなすのはハードルが高いですが、提出のコールがかかった時に1ページでも半ページでも多くできていれば、ちょっとホッとします。そのためには




プラスαで付箋を貼ったり、☆マークなどのチェックを付け足すと、勉強した感いっぱいのワークに仕上がります。出来上がったものをみると勉強嫌いとは言え子どものテンションも上がります。


〝自分で取り組み、しっかり解いて理解する〟学校ワークの目指すところとは大幅にズレてしまいますが、我が子は生粋の勉強嫌いなので、勉強嫌いには勉強嫌いに合った戦略で挑む、と割り切りました。


中学校の学校ワークはコツコツ取り組まないと追いつかないほど大量です。すぐに全教科全方位完璧にしなくても、まずはできるところから少しずつ取り組めば「勉強した感」が増えていき、それが達成感と自信に繋がっていくと思います。









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