勉強嫌いな子にこそ必須の睡眠力 救世主はポケモンスリープだった

思春期学習

勉強嫌いの我が子の成績を上げるため、〝短い勉強時間、少ない勉強量〟で最大限の効果を引き出そうと奮闘した3年間。この最大限の効果を引き出すために必須だったのが〝睡眠〟でした。

とはいえ相手は思春期さん。あっという間に夜ふかし習慣が常態化。たった数時間眠る時間を削っただけで負の効果は計り知れないものがありました。そして親だけに、そばで見ていて我が子が夜ふかしによって悪循環に陥ってるのがよく見えるのです。

もちろん、あれやこれやと手は打ちましたが決定的な効果は出ません。


そんな我が家の夜更かし問題を一気に解決してくれたのが〝ポケモンスリープ〟です。

これが見事にハマりまして、夜更かしによる負のループから一気に抜け出せました。
成績UPを狙うなら、まずは睡眠から。勉強嫌いにこそ〝睡眠〟は必要だと実感した出来事でした。

睡眠こそ成績UPのカギなのに…


成績と睡眠時間の関係性についてはたくさんの調査、研究結果が出ていて


など、睡眠の重要性は広く知れ渡っています。が、日々の生活の中でないがしろにしてしまうのもまた睡眠。

我が家は母方的にたぶんよく眠る、睡眠時間多めの家系だと思います。我が子も小学生の時まではよく眠る子でした。


それが思春期になると、一気に生活が乱れました。小さい頃から(親が)時間に追われながらもルーティン化した規則正しい生活習慣が(言うほど規則正しくはなかったかもしれないが)あっという間に崩壊。

我が家の場合、崩壊は〝夜ふかし〟から始まりました。特に定期テスト前の課題提出ラッシュ時の

終わらない課題、
迫りくる提出日、
その先の定期テスト…

と、勉強嫌いには苦痛以外の何物でもないあの期間。課題が終わらないばかりに、眠るのが0時を過ぎてしまうこともありました。

成績の最低記録の樹立


一度、深夜まで〝やっつけ〟で頑張れば

提出日直前でも課題はできる!(自分天才!)

と変な成功体験をしてしまい、

課題が多いけど…深夜まで起きてやればいいや〜


と残念な心の余裕が生まれ(生まれないで泣)、下校後夕方の貴重な時間は趣味に没頭。趣味を満喫したら寝る間を惜しんで課題に取り組む、という非常に好ましくないルーティンが完成してしまいました。


これが現れたのが1年生の2学期後半から、最高潮に夜ふかししていた1年生3学期の定期テストで我が子の中学生活における最低記録を樹立しました。


夜ふかしするので朝起きられず、
起きられないから食欲もわかず、
食欲がないのでヨーグルトやゼリーなどを舐める程度の朝ごはんになり(それはごはんなのか?)、
朝ごはんを食べないから午前の授業の集中度が落ち、
授業に集中しないのにお家でも勉強しないから


成績も落ちる!


と、ごくごく当たり前の結果が出たことになります。

殺伐とするリビング


また、成績だけでなく家族関係にも不協和音が。ただでさえ思春期なのに、寝不足なのでとにかく機嫌が悪い。朝から無駄に朝食をお食べ?食べない!論争をしなければならない。夕方ダラダラしている我が子を見て黙っていられず、勉強したら?後でやる!論争勃発。

このままではマズイと早めにお風呂に入れたり、朝からご褒美スイーツを用意したり、自立を狙って放置してみたりしましたが、どれも結果は今ひとつ。


マイナスのループで螺旋階段をどんどん下に降りていっているような感じでした。

救世主ポケモンスリープ登場


そんな我が家に突如、救世主が現れます。しかも取り入れたのは我が子。思わぬところから解決策が降ってきました。それが、ポケモンスリープ!!

「ポケモンが眠れば集まる、眠れば育つ」の〝眠り〟を重視したこのアプリを入れたことによって、あんなに夜ふかしっ子だった我が子が、

寝なきゃ!寝なきゃ!


とあっという間におふとんに入るように。


しかも!起床してからどのポケモンが集まってきたか確認したり、集めたポケモンにごはんをあげたりするお楽しみがあるので、朝のお目覚めもバッチリ!早起きするので登校前に空腹タイムが訪れ、朝ごはんもしっかり食べるようになりました。

飽き性にも効果的


飽き性な我が子ですが、そこはポケットモンスター。ゲームのノウハウがしっかり詰め込まれており、やれイベントだ、やれ今日使うのはこのアイテムだ、やれ特別ごはんを食べさせてあげたいだと、続けられる要素も満載です。

それでもやっぱり飽き性、2カ月足らずでポケモンスリープからは離脱してしまいましたが、離脱した頃には早寝早起きすると

気分がいい!
肌の調子もいい(お年頃)!
体全般 調子良い!

ということに本人も気づき、今では夜ふかしがほとんどなくなりました。

生活習慣が一気に改善


夜ふかししないためには、0時を過ぎるような時間配分で勉強してはいけないということでもあり、遊びながらも課題やっとかなきゃな〜と自制したり、自制できない時は朝起きてから取り組むようになりました(朝にやると時間が短いため完成度が低く、母としてはできれば前日までに仕上げていただきたいのですが…)。


なにはともあれ、あの殺伐とした我が家の空気は、ゆるっとながら早寝早起きを実践できたことによって大きく改善されました。


ポケモンスリープがうまくハマったのは我が子の性格もあると思いますが、まだ生活リズムが乱れ始めた初期だったから、というのもあるかもしれません。夜ふかし習慣が数ヶ月、数年と長引けば長引くほど、早寝早起きに戻す時間がかかりそうです。


また、ゲームを楽しいと思えるかどうかも成功のカギになります(私はポケモンにごはんをあげるのも、わざわざ寝顔を確認するのもすぐに面倒になりました)。


そういった意味でも、ゲームにうまくハマりやすいお子さま年齢のこの時期にポケモンスリープは効果的だったと思います。

まとめ


生活リズムの乱れを直すのは至難の業ですが、短時間で効率よく勉強させたい我が家のような場合は、その短時間の勉強時間に集中できなければお話になりません。短い勉強時間、少ない勉強量で最大限の効果を引き出すためには、その短い勉強時間が本人にとって良質のものでなければ効果は減ってしまいます。

勉強嫌いにこそ必須の睡眠力。
我が家の救世主はポケモンスリープでした。






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