こんにちは、勉強嫌いの子をもつ勉強好きの母です。
勉強という我が子にとっては苦痛でしかないタスクに向かわせるために、試行錯誤した3年間がようやく終わります。勉強嫌いすぎて中学受験は全く考えなかったものの、中学校入学前から高校受験は念頭にありました、母だけは。
我が子をいきなり全教科全方位、大量かつ長時間の勉強に向かわせるのは無理だったので、とにかく小さく、少なく、スモールに。コツコツ積み上げて徐々に成績を伸ばしました。そしてちょっと点数が上がれば調子に乗ってくれた我が子。

高校では最初からガッツリ勉強するわ〜
という一言を引き出せたのが一番の成果だったと思います。
今度は3年後の大学受験を見据えて、中学の3年間を高校につなげるために成績の推移を振り返っていきたいと思います。
中学3年間 我が子の場合
中学3年間で9回の模試を受けた我が子。
国語で偏差値38という数字を見たときには

もうダメだ…
と思いましたが
得意教科は60台に乗せ、苦手な教科も50台でフィニッシュ。
模試の成績で一喜一憂するなとはよく言われますが、振り返ってみると一喜一憂、褒めたり檄を飛ばしたりと、上に下に忙しないあの頃が蘇ります。
勉強嫌いの割にいい成績をとってくるとやはり嬉しいらしく、成績の良かった時の成績表をしばらく机に飾っていたりした我が子。
全体を通してみれば、やはり反省する部分が多いですが、
- 成績がUP↑
- 勉強へのモチベーションがあがった↑
という2点で大きく成長できた3年間でした。
5教科と3教科の合計
まずは5教科と3教科、それぞれの合計偏差値です。

ジグザグではありますが、我が子にしては右肩上がりの良いグラフができたと思います。
下がったところは、当日の体調が悪くて集中できなかったり、1秒すら勉強したくない!の時期だったりと下がったなりの理由がしっかりあります。
もちろん上がったところにも、短いながらも継続的に勉強時間が確保できていた、得意なところが問題に出たなど、こちらも理由がしっかり。
英語と数学
続いて、得意教科になった英語と数学。

偏差値40台から始まったものの、最後の3回で60台をキープ。
付け焼き刃ではどうにもならない、積み重ねが重要な英語と数学。また大学入試まで考えた時に、この2教科で点数を取れることは大きなアドバンテージになると思い、好き嫌い、得意不得意は関係なしに早めに手を打ちました。
今までロクに勉強してこなかっただけに、短い時間でもちゃんと勉強すれば伸びるんだ!と実感でき、点数が伸びるたびに得意と実感できていった2教科です。
国語、理科、社会
そして、残りの3教科。

始めにテコ入れした数学と英語の成績が伸びたので
これはいける!と思って

やればできる!
と応援したところ、

やればできるなら
今やらなくてもいいや〜
と、まさかのぐうたら変換。
我が子の勉強嫌いは筋金入りだと実感した3教科です。
【国語】
英語や数学と同じで勉強してもすぐに成績が伸びにくい、積み上げ型の教科である国語は、短時間だとしても文章は読みたくない!!という我が子の頑なさに負けて自宅で取り組んだのは漢字と文法ぐらい。
なのに読解力が着実についていったのは、学校の先生の授業力のおかげと、毎日毎日毎日毎日読んだマンガのおかげと思います。
わかりやすい作品はもちろん好きですが、マンガ好きだけあって、ストーリーが凝っていて展開も早く
最低限の知識がないと読めないようなマンガも嬉々として読んでいます。
漢字が苦手な子には読めないだろうなぁと思う難読漢字も、中二病全開でスラスラっと読めるのはマンガのおかげでした。
【理科】
理科は分野が広いだけに、我が子も好きな分野と嫌いな分野にくっきり分かれました。
好きと嫌いで勉強量を分け、好きな分野は伸ばせるだけ伸ばすように。嫌いな分野は基礎問題だけは解けるように、0点回避の方向で進めました。勉強量の配分が難しく、もっとできたはず!!と思う教科第2位です。
【社会】
そしてもっとできたはずと思う教科第1位!!の社会。
これはやる気の火がつくのが遅かった。暗記がメインの教科だけに我が子の脳内に情報をどうインプットすればいいのか、なかなか見極められなかった教科です。
最低偏差値42.9から最高偏差値55.9まで。40台から50台には上がったものの、これがもっと早くハマっていたら…と後悔しきりの教科です。ポジティブに捉えれば高校でどれぐらい伸びるか楽しみでもあるのですが。
まとめ
以上が我が子の中学校3年間の成績推移です。
これから中学校に入学される勉強嫌いさん、今、偏差値が30台、40台の勉強嫌いさんの参考になれば嬉しいです。
少ない勉強時間でもやればやっただけ結果は出ます。思いっきり遊ぶためにも、勉強は短い時間、少ない量を集中して取り組む。分かることが増えると、我が子が見ている景色もちょっと変わったと思います。これを土台に大学受験に向けて、今度は母ではなく我が子がメインでがんばると思い…ます!
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