勉強したくない子のための時間術1

思春期学習

〝勉強時間が足りない〟

いや、それ以前に

〝全然勉強しない〟

これが母の我が子に対する悩みでした。

そんな我が子が偏差値40台から60台に成績をUPできたのは、短いながらも勉強時間を確保していった成果だと思います。(今でも勉強時間は短い…)

この記事では勉強時間ゼロ!だった我が子が、牛歩ながらも少しずつ勉強時間を増やしていった〝逆ポモドーロ〟という時間管理術をご紹介します。

子どもにとっての集中力

遊びたい欲はあんなにあるのに
勉強したい欲は全くない。


マンガを読む時間は疲れていても確保するのに
勉強する時間はない。


ゲームは何時間でも集中できるのに
勉強の集中時間はすぐ切れる。



勉強への意欲はないけれど
好きなことには集中力を発揮するタイプの子は
勉強がハマれば大化けする可能性を秘めています。



こんな勉強意欲ナシさんには

勉強時間
学習内容


この両サイドからの極限的なスモールステップが効きます。



偏差値40台のあの頃は…

中学入学後はやる気に満ち溢れ、それなりに勉強もしていた我が子も
初めての定期テストが終わったあたりからダラダラのダルダルに。

1分も勉強しない日があったり、
登校前に冷や汗をかきながら当日提出の宿題に取りかかっている朝があったり…


小学生の時のほうが、まだ勉強してたんじゃ??


と思うこともしばしば。


そんな中学生活の中で訪れる、魔の〝中だるみ〟期間に

1分でもいいから勉強してほしい!

と使ったテクニックがポモドーロです。



逆ポモドーロを使ってみよう


勉強できる子界隈に好まれがちなポモドーロ・テクニック。
時間管理術の一つで


25分勉強→5分休憩



というサイクルを繰り返す、
集中力を最大限に活かすテクニックのことです。

YoutubeではタイマーにBGMがついた動画が
〝ポモドーロ〟と検索するとたくさん出てきますし
アプリもあったりします。

このテクニックをポモドーロとして使います。

つまり、

5分勉強→25分休憩


ま、ま、まさかの勉強5分!!


子にとっては遊ぶ時間を存分に確保でき、
5分とはいえ勉強はしたのだから親にガミガミ言われない
夢のテクニック、

親にとっては何も勉強しないよりはマシ、という
妥協のテクニックです。


ポモドーロは
集中力を高めるためではなく、
どうにかして勉強させたい苦肉の策であるため
25分→5分サイクルに固執する必要はありません。



10分勉強→60分休憩
問題を3問解く→30分休憩




など、使い方は無限大です。


注意事項はただ一つ。
設定した勉強時間をクリアしたなら
完璧な休憩時間を提供すること。
間違っても

5分できたから、このページが終わるまでがんばったら?

中学生にもなって
たった5分の勉強で55分も遊ぶなんて…


など、思っていることを口に出さないこと。


休日のダラッとした時間に

宿題終わらせなさい!って言われるのと
5分勉強したら55分は好きなことしていいよ、
って言われるの、どっちがいい?



など、子にとって魅惑的な提案をしてみます。
子の気分が乗れば参加してくれるでしょうし、
宿題をやってくれるなら、それはそれでよし。
逆ポモドーロに乗ってくれて
慣れてくれば勉強時間を伸ばしていけるかもしれません。


我が子は勉強時間10分くらいまでは母が並走しました。
その後は自分で時間を設定して実践してみたり、
母の並走に戻ってみたり。
いつも使っていたわけではありませんが
やる気がない時などに使うと効果があるようです。
なにせ楽しい休憩時間が長いですから。



我が子タイプの思春期さんには
細切れだとしても勉強時間を確保するかがカギ。
地道な勉強時間確保が明日の成績UPに繋がります。
ぜひお試しを。

コメント

タイトルとURLをコピーしました