中学校最大の難敵|課題提出を乗り切る3つのコツ

効率重視の勉強法



我が子中学校最大の敵、それは定期テスト前後にやってくる課題提出でした。課題提出が敵なんて…と思った方、私もそう軽く考えていました。提出しなきゃいけないのだから、「書いて、提出すればいいでしょ」と。


しかし!これが大人から見てもなかなかの難敵なのです。



どれぐらい強敵かというと…

敵 → 定期テスト前後にやってくる課題提出日

人質 → 受験に関わる内申点

敵の正体 → (定期テストの範囲と重なる部分のワーク)✕(5教科+α)




つまり、1教科1教科、時に数十ページに及ぶワークの課題を複数冊、同時期に一斉に仕上げなければならないのです。


そりゃ直前に駆け込みダッシュで取り組んでいたら難敵にもなります。



これをこなすために必要なスキルは


計画的に

継続して

スモールステップで取り組む



この3つ。どれも提出日直前の駆け込みダッシュをさせないスキルになります。


計画性を持つ


課題という名のワーク提出日は、大抵定期テストの前後にやってきます。定期テストの勉強すらほとんどしていないのに、追い打ちをかけるように各教科、「ワークの〇〇ページまで終わらせておくように」という課題の提出期限が迫ってくる…



中学校生活を通して、我が子が1番冷や汗を書いていたのが、この課題提出の前です。



毎回の事なので、いい加減懲りて計画的に取り組めば良いものですが、なかなか懲りないのが勉強嫌いのすごいところ。



学校から計画的に勉強進めるようにと、テスト前には課題提出前の計画表も配られますが、その計画を立てるのも億劫という面倒臭がり屋でした。

このタイプの子が計画性を持つのは至難の技だと思います。中学生といえ、親がある程度管理してでも、ご褒美で釣ってでも、計画的に取り組ませることが敵に勝つためには必須です。




ワークはできれば授業と並行で、それが無理でも授業の2歩か3歩、後をついていく感じで進めておくと、課題提出前に冷や汗をかく事はありません。



このコツコツ取り組むスキルが2つ目のスキル。




短い時間でもいいので、継続して勉強する



小学生のうちに勉強習慣ができていれば良いのですが、残念ながら、我が子はやる気のあるときはやる、やる気のない時は全くやらないといった感じで、勉強習慣ができませんでした。




小学生のうちはそれでどうにかなりますが、中学生になると定期テスト+定期テスト前後に集中する課題提出のため、やる気に左右される勉強方法では太刀打ちできません。課題の量が多く、それが多教科に渡るから、大抵の場合こなしきれないのです。



この大量の提出課題をこなすためには日々の10分、いや5分でもいいので、ちょっとずつ課題を終わらせるための時間を確保することが必要になります。


我が家も中学後半は「5分やったら30分はマンガを読もうが、ゲームをしようが何をしていてもOK」形式で細切れ勉強時間を捻出したりしました。




塵も積もれば山となる、千里の道も一歩から。1回の勉強時間は短くとも、累積すると結構な勉強時間が確保できるのです。




スモールステップで取り組む



たかがワーク、されどワーク。内申点に関わってくる場合が多いので、ないがしろにできません。できれば先生が評価できるようなワークに仕上げて提出するのが理想です。


先生は毎年、毎学期、毎回、生徒の数だけワークを評価してきている、いわばワーク界のお師匠先生なので、提出日前に急いでやった子のワーク、コツコツ取り組んだ子のワーク、さらにコツコツ+深堀りまでした子のワークの区別ができると言います。




字が乱雑であれば急いでやったと思われるでしょうし、丸付け後の間違いなおしまで丁寧な字で書かれてあれば、コツコツ取り組んだのかなぁと想像することができます。内申点をもらうためには、先生から見て、提出日前に急いで〝やっつけ〟でやったと思わせないワークに仕上げることが重要です。

このため一気にページを進めるよりは、1ページ1ページ、何なら1ページを複数回に分けてでもきれいに仕上げていく方が完成度は上がります。

また1回の勉強量を減らすことによって勉強への負担が減り、取り組みやすくなるのもメリットです。






まとめ



勉強嫌いさんが中学校最大の難敵、課題提出を乗り切るコツは

(親が介入してでも)計画的に

(1日5分でも)継続して

(丁寧に)スモールステップで取り組む




の3つ。我が子は残念ながらなかなか上手くできませんでしたが、コツさえつかめば後はやるだけ。中学も後半になるにつれて、この難敵をだいぶ〝いなせる〟ようになってきました。もっと早く取り組んでいればよかったとは思いますが。


我が家の反省が、これから敵と戦う、また戦闘中の皆さまのお役にたてればうれしいです。










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