中学校入学前に最低限コレだけはやっておいたほうがいい|小数と分数の基礎固め

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中学校入学前の春休みは、春休みだから遊びたいし、入学準備もしなくてはいけないしで意外に慌ただしいと思います。我が家も気忙しく、なんとなく流されるように春休みを過ごして入学に突入しました。



が、入学してから、春休みのうちにコレをやっておけばよかった!と後悔するものがいくつか出てきました。その最たるものが内申点についての情報収集、そして今回の記事の「小数と分数の基礎固め」です。



我が子、小数と分数が「面倒くさい数」で苦手気味なのに、数学で習う最初の単元が「正負の数」。めっちゃ小数分数が出てくるのです。



「中学校ではがんばるぞ!」と多少芽生えていたやる気もみるみる間に減少…。こんなことなら、春休みにちょっとでも小数分数の復習をしておくべきだったと反省しました。



我が子と同じように小数分数に苦手意識があるならば、中学校入学前の春休みに1日5分でも、ちょっぴり復習しておくだけで、数学のスタートダッシュがうまく切れると思います。




算数から数学への橋渡し



中学に入ると、小学校とは変わることがたくさんありますが、教科で言えば、算数が数学に変わることが大きいでしょうか。



暗記をすれば比較的点数に結びつきやすい理科や社会と違って、国語、数学、英語の3教科は積み重ねの学習。特に数学は高校受験でも、数学の成績が結果を左右するという話はよく聞きます。



中学校に入る前の春休みに、例え勉強嫌いでも、算数から数学への橋渡しのための勉強はしておいた方が良いと思います。




とは言え、我が子のように小学校時代にサボってしまった子は、いきなり「中学校の予習からやってみよう!」というわけにはいきません。  




中学校の勉強といえども、小学校の算数の土台の上に成り立っているので、まずは、土台をしっかり、押さえておくべき基本をしっかり押さえておくべきと思います。



基礎固めを疎かにするとその後が伸びない



と言いながら、我が家は中学入学前の春休みは流されるように過ごしてしまい、復習に入ったのは中学1年の夏休みから。遅かったです…



入学前に固めておけばよかった!と後悔後悔…でしたが、たとえ遅くとも、苦手分野は一度基礎固めに戻れば、そのほうがあとの伸びが早いです。



数学が苦手な子は、小学校4年生や5年生から復習しておいた方が良いと言いますが、我が子は小学校3年生のごくごく簡単な問題から始めました。




マイナスの概念が入ってくる前に…


中学校1年生で最初に習うのは〝正負の数〟です。マイナスの概念が入ってきたとき、どちらの数が大きいか小さいか、必ず問われます。1と2では2の方が大きいのに、−1と−2だと−1のほうが大きい。当たり前のことですが、ここがしっかり固まらないと、次の計算問題、グラフが出てくる比例や反比例で「???」になりかねません。


しかもここに小数と分数が入ってくる…例えば、10分の8と0.9ではどちらが大きいか。ではマイナス1.2とマイナス5分の8では?などなど。


これを正の数だけでできるようにしておかないと、つまり算数分野の小数や分数の基礎が固まっていないと、最初からつまずいてしまうことになります。逆に言えば、ここでつまずかなければ良いスタートを切ることができるのです。



しかも、小学校3年生の問題は、どんなに勉強が苦手だったとしても、小学校を卒業した子にとっては、案外簡単に解けたりします。我が子も問題を解いていて





あぁ、こんな簡単な問題でつまずいてたんだなぁ




とつぶやくことが何回もありました。  




簡単な問題は見た目でやる気が削がれませんし、時間も食事の前後のちょっとした短時間で終わらせられます。



小学校3年生の時は難しいなぁと思っていた問題も、思いのほかスラスラ解けると、いくら簡単な問題とは言え、それは自信につながります。

勉強の不安があれば(のん気な我が子はあまりありませんでしたが)、小学校3年生のこの問題が中学校の最初の単元につながると言うことを話してあげてもいいと思います。




無料のプリントで基礎固めできる


教材は、春休みと言う短期間に短時間で取り組むこと、また急に「やりたくない」とか言い出し、やらせたい母と衝突するのを避けるためにも、ネットで無料で使えるプリントを使用しました。



勉強嫌いさんには全カラー、問題数が少ないこちらの無料プリントがオススメです。



新たに問題集を買うことがないので、途中で放棄されたときのイラッも減りますし、いくら基礎固めといえども、小3の問題集を全て終わらせる必要はありません。

あくまで数学の最初でつまずかないための基礎固めなので、小3分野の小数、分数の問題が終わったら、小4、小5と先に進んでいくのが良いと思います。


まとめ


基礎固めのための復習は早ければ早いほど良い、と思います。その後の成績の伸びが期待できますから。


我が子のような小学校を楽しく遊んで過ごし、勉強はイマイチだった子は、中学校でいいスタートが切れるように、算数から数学の準備、橋渡しとして、中学校の先取り学習ではなく、最初の単元に向けての基礎固めをオススメします。



我が子は残念ながら春休みは流してしまい、中学1年のスタートダッシュは切れませんでしたが(悲)、それでも分からないまま先にどんどん進むよりは、途中でもしっかり基礎固めをしたほうが、その後の伸びは早く、大きかったです。


これを春休みにやっておけばよかったなぁ…という、我が家のような後悔をしないように、春休みの1日5分、いや、2日に1回の5分でも復習の時間をもつことをおすすめします。









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