前回はpodcastを使用してリスニング力を向上させた話を書きました。リスニングは中学校入学前のまだ時間に余裕があるときに取り組んでおくと、後々の定期テスト、模試(=受験)、英検などリスニングが含まれるテストの得点源になります。
テスト前の短期間で鍛えようと思っても、英語耳は一朝一夕で作られるものではありません。早いうちから取り組むと後々楽ができます。
それにプラスして、オンライン英会話も活用すればかなり効果的にリスニング力を伸ばすことができます。今回は勉強嫌いの割に、リスニングテストは毎回100%の得点率を実現した我が子が受講している、学研のオンライン英会話『Kimini』をご紹介します。

はじめの一歩を踏み出す
勉強嫌いな我が子も、Podcast同様、鉛筆を持たずにできるオンライン英会話は、比較的嫌がらず取り組めました。
なんといっても通塾の時間がないので、レッスン開始のギリギリまで遊んでいられる。相手は画面の向こう側なので、緊張感も対面より和らぎます。
とはいえ、始めるまではちょっとした勇気がいりました。

話すことないし。
というのには、

画面に話すことが出てくるから大丈夫!

話せないし。
というのには、

向こう側の先生は講習を受けた話せない人相手のプロだから!
と説得し、とりあえずお試しのレッスンを受けてみることに。我が家がお願いしたのは学研のオンライン英会話です。

『Kimini』を選んだ理由5つ+α
選んだ理由は大きく5つです。
価格が安いこと
まずは何と言っても価格が安いこと。
お試しだったので一番お手頃なところから始めようと思ったのが一つ。安価なところから始めて、我が子に合うレッスンが見つかるまで価格帯を上げていくつもりでした。結果、そのまま続けることになりましたが。
160以上のコースから選べる
2つ目はコースが多岐にわたること。年齢別、目的別で選べるコースが160以上もあるという細やかさ!
日常英会話のコースもあれば、小学校英語の復習ができるコースもあるし、先取りで中学校コースも選べる。英検対策コースや今はちょうど春休みに取り組むのにぴったりな、小学生から高校生向けの春期講習がそれぞれ開催されています。
一度選んだコースを途中で変えても良いし、複数のコースを選ぶこともできます。飽き性の我が子には嬉しいサービスです。
何かしら教材や話すトピックがあるというだけで、受講のハードルも下がりますね。
教材がいい

3つ目は学研だけに教材に安心感があること。160以上ものコースに対応する講師の方は大変だなぁと思いますが、そこは大手の学研。教材がしっかりしているのです。
受講する方はもちろん、講師の方もやりやすいのでは?と勝手に想像してしまうくらい、ある程度決まった流れでレッスンが進みます。
我が子は、英検対策のコースを受講しました。教材は市販されている英検の問題集。
自分で市販の教材を買っても、大体やらないので、紙ベースではないとは言え1冊丸々問題集を終わらせてくれたのには助かりました。
問題集は予習復習ができるようにレッスン以外の時間でも見られます(我が子はほとんど見ませんでしたが。)
また教材にプラスして、講師の方が画面上のホワイトボードに聞き取れなかった単語を打ち込んでくれるのも良かったです。目と耳で単語を一致させるのはリスニング力向上に一役買ってくれたと思います。
レッスンが選べる
4つ目はレッスンが選べること。コース内で受講したいレッスン、スキップしたいレッスンが選べます。
一度レッスンを受けてみて、ちんぷんかんぷんだったところは、もう一度同じ授業を受けることができます。というか、コース自体が2回同じレッスンを繰り返すようにできているので、順番通りに受けていけば時間はかかりますが、自動的に復習ができます。
また逆に自分が得意なリスニングや会話文の問題などはスキップすることもできます。
我が子は同じレッスンはスキップすることが多かったです(飽き性なので)。一方、英検本番前は我が子最弱の熟語のレッスンを繰り返したり、連日二次試験対策を繰り返していました。現在準2級ホルダー、残念ながら2級を受ける気配はありません。2級は高校入学後かな。
しっかりしたコースはあるけれど、受けるレッスンは自分で選べるのも良かったです。
アニメ好きの先生が多い(話題を合わせてくれる)

最後は講師の方々の質が高いこと。システムがしっかりしているのだと思います。
その日のレッスン内容が時間内に終わり、時間が余ったりすると、先生が次のレッスン内容に進むか、おしゃべりをするか聞いてくれます。
次の内容に進んで途中でレッスンが終了になると、次のレッスンは違う講師の方であっても続きから引き継いで教えてくれます。違う方にお願いしてもレッスンが途切れず続けられるのが良かったです。
おしゃべりをお願いすると大抵アニメの話になるらしく(我が子調べでは『ハイキュー!』好きの先生が多い)、好きなアニメのことだけに

英語で雑談できた!
と楽しく自信が持てたようです。
講師の先生は☆マークで評価が明記されています。我が子は☆マークの少ない、つまり評価の低い先生にも気にせずお願いしていました。その理由が先生の質というよりは

電波が悪いだけっぽいから。
今日は気分じゃないなぁ、という時にあわよくば電波が切れてレッスンが流れるのを期待して☆の少ない先生にレッスンをお願いしていました(やれやれ)。
思惑通り、2回くらい先生側の悪天候で電波が繋がりにくいことがありましたが、それはそれで復旧した時の会話が大盛り上がり。サボるはずが楽しくなってしまい、またハプニングの時の会話表現も教えてもらえたりして、なんだかんだで生きた英会話の勉強になっていました。
その他のメリット
その他にもzoomなどの他のアプリを使わずに受講できること、講師数が多いので予約ができないことがなかったことも良かったです。
また休会ができることもメリットとしてあげられます。我が子は勉強意欲が低く、平日は他の教科でいっぱいいっぱいなので、長期休暇のときだけ受講しています。
まとめ
リスニング力は昨日今日で簡単に身につくものではありませんが、コツコツ取り組んで英語耳さえ手に入れてしまえば、あとは勉強せずとも得点できるようになる、勉強嫌い最強の魔法ツールになります。
オンライン英会話はスピーキング重視と思われがちですが、コミュニケーションの一歩目は相手の話が聞けること。リスニング力向上の修行にはもってこいのツールだと思います。

我が子はゲームよりマンガ派なので『Kimini』にしましたが、ゲーム好きならこちらも楽しく英語力UPが期待できそうです。

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